ペット(猫)
猫の飼い主の方へ
登録等の手続きはありませんが、飼主さんは次のことを守ってください。
室内飼育をする
ペットの猫は、飼い主が環境を整えた屋内で十分に暮らせます。
室内飼育は、周囲に迷惑をかけないばかりでなく、感染症や交通事故から飼い猫を守るなどの利点があります。
不妊去勢手術をする
自由に繁殖できる状況では、猫は1年に2~3回出産し、すぐに増えてしまいます。不妊・去勢手術をして不必要な猫の繁殖を防いでください。
動物を飼う空間や、世話をする人手や時間、経済的条件は限られています。次々と生まれてくる動物を全て飼うのも、責任ある新しい飼い主を探すのも限界があります。
身元の表示をする
首輪などに飼い主の身元を表示することで、迷い猫をなくしましょう。
- 猫は室内で飼おう(環境省パンフレット)/PDFファイル:2,219キロバイト
- 不妊・去勢手術をして飼いましょう(環境省パンフレット)/PDFファイル:1,996キロバイト
法令関係
- 猫に関する法令等の一部(抜粋)/PDFファイル:186キロバイト
- 住宅密集地における犬猫の適正飼育ガイドライン(環境省:平成22年2月)/PDFファイル:721キロバイト
野良猫にエサを与えている方へ
野良猫がかわいそうだからと安易な気持ちでエサを与えていませんか。
しかし、マナーを守らずに世話をすると、庭やごみを荒らしたり、フン尿などにより近所に迷惑をかけることになり、様々なトラブルが発生しています。
エサを与える場合には、トラブル防止のため、次のことを守りましょう。
周囲に迷惑をかけないエサやり
猫にエサを与える場所は、自身の所有地又は管理者の許可を得た土地とし、周辺住民に理解してもらいます。
決められた時間に与え、食べ終わったらすぐに清掃を行い、周辺を清潔に保ちます。
置きエサ(エサを置いたままその場を離れたり、片づけをしないこと)は、絶対に行ってはいけません。置き餌は、カラスやほかの野良猫が集まってきたり、悪臭や害虫発生の原因となります。
フン尿被害を減らすためのトイレの設置
エサを与える以上、その猫がしたフン尿の始末をしましょう。飼主のいない猫でもトイレのしつけが可能なので、エサを与える場所から少し離れた所に猫用トイレを設置するなどして、地域の方々に迷惑がかからないように工夫しましょう。トイレの設置場所は、自身の所有地又は管理者の許可を得た土地とします。
排泄物は速やかに片付け、排泄場所は常に清潔を保つようにし、衛生管理を心掛けましょう。また、猫の行動範囲を広く点検し、トイレ以外の場所に猫がしたフンも清掃に努めましょう。
避妊・去勢手術の実施
猫の繁殖力はとても強く、複数の猫が集まるようになると、次々と子猫が産まれ、産まれた子猫は野良猫として厳しい生活を送ることになります。 ※猫は、生後5、6ヶ月ぐらいから妊娠が可能になり、1年に2~3回、1回に2~8匹生みます。
不妊・去勢手術を実施することで、こうした不幸な子猫の繁殖を防ぐとともに、発情期の鳴き声やマーキングなどを抑えることができ、周辺住民への迷惑行為も減らすことができます。
- 無責任に餌をあげるのはやめましょう(環境省パンフレット)/PDFファイル:3,029キロバイト
野良猫で困っている方へ(地域猫活動)
野良猫による迷惑・被害を減らしたい
- 野良猫による迷惑・被害を減らしたい
- 町で捕獲して処分してほしい
このような相談が町へ寄せられていますが、猫は「動物の愛護及び管理に関する法律」により愛護動物として定められているため、むやみに捕獲したり、処分することができません。
このため、野良猫対策については、自己により対応していただくことになりますが、すでに野良猫の数が増加しており、ふん尿被害など困っている地域においては、地域住民の方々で野良猫の不妊等手術を行い、餌やりや清掃など地域でルールを定め適正に管理することで時間をかけ野良猫を減らしていく、いわゆる『地域猫活動』が注目されています。
不妊去勢手術は、地域猫活動を行う自治会で飼い主のいない猫であることを確認した猫のみ、無料で行うことができます。
活動は長期にわたるため、地域の実情に合った無理のないルールを定めることが大切であり、地域ごとで、取り組み方は異なります。
ホームページ地域猫活動に関するページ
- 地域猫活動パンフレット/PDFファイル:3,029キロバイト
このページに関する問い合わせ先
- 水道環境課 環境係
- 0574-66-2407