産業建設課からのお知らせ

イノシシの出没に注意しましょう

2022年5月18日

近年イノシシの生息範囲が拡大し、坂祝町においても目撃・被害情報が多発しております。
場合によっては人へ危害を与える恐れがありますので、市街地にイノシシを近づけない環境づくりを工夫し、イノシシによる被害を防止しましょう。
餌を与えない環境づくりが必要です。
イノシシは本来、人を見ると逃げてしまう臆病な動物です。ところが、人からエサを与えられると次第に人を恐れなくなり民家の近くに住み着いてしまう可能性があるので、小さな子どものイノシシでもエサを与えないようにしましょう。
また、田畑や家庭菜園の周りに残飯などを放置していると、イノシシが餌場として覚えてしまいますので、適切に処理しましょう。

○周囲の環境を整備しましょう。

草木が茂り手入れがされていない場所は、イノシシにとってエサになるものが豊富にあり、寝る場所や隠れる場所となるため、生息しやすい環境となります。
もしイノシシに遭遇したらイノシシを刺激しないでください。
イノシシと出会ったときに、大声を出したり、物を投げたり、棒で追い立てたりすると、イノシシが興奮して人を襲う可能性もあります。
落ち着いて、速やかにその場から立ち去ってください。
※イノシシが興奮すると、牙を鳴らして音を出す、毛を逆立てる、地面をひっかく等の動作をします。
※通常の状態(人を気にしないでゆっくりと歩いている、エサを食べているなど)のイノシシを出会ったら、慌てて走りだしたりせず、落ち着いて、速やかにその場から立ち去ってください。

○イノシシの進路(通り道)はふさがないでください。
イノシシはこんな動物です

◇運動能力など
・オスの成獣は鼻を使って、70キログラムの重さを持ち上げる
・数キロメートルは泳ぐことができる
・時速40キロメートル以上で走る
・1メートル以上のジャンプ力がある
・突進力は、成人男性と同等以上
・かむ力は、成人男性の2倍以上
・犬並みの鋭い嗅覚、すぐれた聴覚
・視力は0.1程度で、100メートル先の人間を認識できる

◇特性など
・すぐれた学習能力
・鼻を使って、地面を掘り返す
・地面をもぐって20センチメートル位のすき間くぐりぬける
・人を恐れ夜間に活動することが多いが、安全な場所では昼間でも活動する。
・なんでも食べる雑食性

 


問い合わせ先 産業建設課 0574-66-2408