第3回中学生マラネロホームステイ留学
2019年4月5日
3月27日(水)から4月4日(木)までの9日間、中学生海外派遣事業として坂祝町の中学生6人がイタリア共和国へ渡航し、28日(木)から4月1日(月)までの5日間、マラネロ市を訪れました。
マラネロ市庁舎にてホストファミリーと対面
- この研修では、中学生が1名ずつマラネロ市の同年代の子どものいる家庭にホームステイをし、そこから中学校に通いました。マラネロ市に到着すると、市庁舎において評議員のアレッシオさん、ホストファミリー6家族と顔合わせをしました。中学生を代表し三上翔太さんがこれからお世話になるホストファミリーに対し、代表で「初めてのことで、緊張していますが、とても楽しみにしています。よろしくお願いします。」と挨拶をしました。
代表挨拶をする三上さん
学校生活では、現地の生徒とともに美術や調理実習などの授業を受けました。中学校体験は2日間と短い時間でしたが、お互いを尊重しあい、交流を深めながら、すばらしい体験をしました。
ガリレオ中学校 美術の授業
フェラーリ中学校 美術の授業
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マラネロ市の中学生主催による交流事業
過去の交流事業とは違い、フェラーリ中学校とガロレオ・ガリレイ中学校それぞれで交流会を行いました。
女子生徒は浴衣、男子生徒は甚平に着替え、となりのトトロの「散歩」を1番は日本語で、2番はイタリア語で合唱しました。その後、盆踊りを披露し、マラネロの生徒たちと一緒に踊ることができました。それぞれの中学校からは、歌や楽器演奏、カップダンスで歓迎していただきました。
全員参加の昼食会で大歓迎!
マラネロ市では、ホームステイ先の6家族と昼食会を開催していただき、マラネロ市長や評議員も参加されました。中学生を代表して森さくらさんは「中学校の授業を体験して、みんなが優しくしてくれてとてもうれしかった。私たちも習ったイタリア語やジェスチャーを使ってコミュニケーションをとるよう頑張りました。このような体験の機会を作っていただきありがとうございました。」とあいさつしました。
また、派遣団の団長から坂祝町長からの親書をマラネロ市長に手渡しました。市長は「ようこそお越しくださいました。お互いの違った文化を体験し、学ぶことが子どもたちの教育につながると信じています。」と話されました。
ホームステイ先の皆さん
丹羽健太郎さんとマルコ・ランジュ家族
三上翔太さんとパオロ・コラッツァ家族
金森陽香さんとアレッサンドロ・ソーリ家族
大澤悠さんとダヴィデ・チェレステ家族
森さくらさんとルーカ・ブラリァ家族
小森和奏さんとイヴァン・コンパーニ家族
このホームステイ先の家族の皆さんが、子どもたちを受け入れてくださりました。
すべてのご家族の皆さんが、優しく受け入れていただけたので、子どもたちも大変有意義な時間を過ごすことができました。
マラネロ市の産業見学
バルサミコ酢醸造所見学
保管庫見学
楽しい試食
チーズ製造
パルミジャーノ・レッジャーノ
1級チーズ
マラネロ市での研修を終え、中学生は、「マラネロにもう一度行きたい」と言うほど、すばらしい体験ができました。第3回目のマラネロ市への中学生派遣を実施することができました。将来を担う子どもたちが互いに行き来できるよう、今後もマラネロ市との協議を継続していきます。
出発の朝
健太朗さんお別れの挨拶
最後のお別れ
最後のお別れ
イタリア滞在中の主な日程
- 3月28日(木)
- ミラノ市内で「最後の晩餐」や世界遺産、教会を見学
ホストファミリーと対面(ホームスティ体験) - 3月29日(金)
- 中学校訪問
バルサミコ酢醸造所見学 - 3月30日(土)
- 中学校訪問
各中学校で交流会に参加
全員参加の歓迎昼食会
フェラーリ博物館見学 - 3月31日(日)
- ホストファミリーと1日を過ごす
- 4月1日(月)
- ホストファミリーとお別れ
フェラーリ工業専門学校訪問
チーズ製造所見学
ローマへ移動 - 4月2日(火)
- ヴァチカン市国見学
ローマ市内の遺跡見学