町の概要
沿革
町内に残る遺跡や古墳などから、この地方に古くから集落が形成されていたことが分かっています。
平安時代の中期に編集された「延喜式神名帳」(西暦927年)の中には、「坂祝神社」の名を見ることもできます。 明治30年4月1日、酒倉・大針・黒岩・深萱・勝山・取組・深田の7ヶ村が合併した際、この神社名にちなんで坂祝村としました。
深田地区は昭和25年、加茂郡太田町(現美濃加茂市)に編入されました。 さらに昭和43年10月1日、町制施行により、坂祝村から坂祝町となり、県下で51番目の町として誕生しました。
地形

坂祝町は、加茂郡の西南、岐阜県の中南部に位置しています。東と北は美濃加茂市に、西は関市および各務原市に、 南は木曽川を挟んで可児市および愛知県犬山市に接しており、 東西4.9キロメートル、南北4.3キロメートル、面積12.87平方キロメートルの町です。
木曽川に沿って県道207号線およびJR高山本線が町の南部を東西に貫いています。 町の中央部は郷部山丘陵が占め、これらを取り囲むように平野部が広がっています。西部には、城山などの急峻な山地が連なっています。
坂祝町のシンボル
町章

カタカナで書いたサカホギのサの字を図案化し、全町民の一致団結、融和を表しています。 全体の円形と共に限りなき産業、文化の向上発展と明るい住みよい町と、 大地にしっかり根を下ろし上に向かってぐんぐん伸び広がっていく若い芽を表徴しています。 昭和43年10月1日に制定されました。
町花 : サルビア

世界の温帯地に栽培され、根強く、種子も多く、群生する花の美しさは、坂祝町を象徴しています。 この純潔な真紅の花は、ひらけゆく未来を託す、町作りへの情熱を意味しています。
町木 : 南天

常緑低木で四季それぞれの美しさを表わしています。 冬は真紅の実を結び、樹皮は薬用、葉は慶祝に使われて、坂祝の地名を象徴し、町民の幸せを願います。
シンボルマーク

日本列島の中心から未来に向かって発展する坂祝町のイメージを、アルファベットで書いたSakahogiの頭文字Sで表現しました。また、青は列島と共に日本ラインの清流を表し、緑と赤は豊かな自然と躍動する町民の姿を表しました。
イベントマーク

カタカナで書いたサカホギのサの字をモチーフに、日本列島の中心地や木曽川の流れ等をイメージし、 未来を見つめる明るく親しみのあるキャラクターで表現しました。
ロゴマーク

元気で楽しいイメージでデザインしました。漢字だと読めないので、ひらがなで大きく表現しました。
マスコットキャラクター「ほぎもん」

坂祝町に古くから住む猿の男の子。自然豊かな町に長い間住んでいるため、体毛が鮮やかな黄緑色になったといわれている。細かい細工が美しい鬼瓦帽子は猿ばみ城の屋根を模し、南天の実の鼻、日本ライン川マフラー、サルビアちゃんちゃんこなど、ファッションにこだわりがあるお洒落さん。町にまつわるものをいろいろ身に着けてアピールしている。子どもたちと遊ぶのが大好きで坂祝町のみんなとたくさん遊びたいと思っている。
坂祝町の歌
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坂祝おどり
- 作詞 / まるやま まさみ
- 作曲 / 和田香苗
- 唄 / 北森桂介
- 坂祝おどりの歌詞
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花の坂祝 祭りの夜は
月もほんのり 恋化粧
ホロロ鳩吹(はとぶき) 山から風が
娘晴着に 妬いて吹く
【注1 ここから】
坂祝ホイホイ 笑顔でホイ
踊る手拍子 夜が明ける
【注1 ここまで】
(以下注1部分繰り返し) -
星に濡れてる 猿啄城址(さるばみじょうし)
墨絵ぼかしの 影姿
昔恋しく 静かにそっと
慕い咲いてる 月見草 -
袖にかくした 娘の顔を
そっとぬすんだ みゆき岩
流れ木曽川 坂祝通り
恋のしぶきの 舟が行く -
恋の花咲く 緑の町は
若い口笛 こだまする
燃える命の 力と力
重ねて 咲かせる 倖(しあわせ)を
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花の坂祝 祭りの夜は
- 作詞 / 若井慶弐
- 作曲 / 徳田晃章
- 補作・編曲 / 和田香苗
- 唄 / 若羽ちどり
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坂祝音頭の歌詞
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ハアー
清い流れに朝日が映えりゃ
岩をかすめて帆がのぼる
あれはラインの遊覧船
坂祝よいとこどっこいせ
ほんに眺めのよいところ
弥栄ホイホイ イヤサカホイ
イヤサカホイ
(囃子ことば以下同じ) -
ハアー
昔むかしの桃太郎さんは
川の向うで生まれた子
犬さるきじを供につれ
取組勝山どっこいせ
宝はどっさり宝積寺
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ハアー
秋はにぎわく松茸狩よ
並ぶ木の子の香にようて
一度食べたら忘られん
味はほんとに恋のあじ
計り知れない山の幸 -
ハアー
砂防工事に治水は出来て
山はみどりになり変わる
耕地整理は美しく
秋にゃ黄金の波うねり
村は栄える伸びて行く
-
ハアー
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坂祝町民の歌『流れも清き』【1978年】
- 作詞 / 松田実信
- 補筆 / 藤山一郎
- 作・編曲 / 藤山一郎
- 唄 / 藤山一郎
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坂祝町民の歌『流れも清き』の歌詞
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流れも清き 木曽川の
情緒ゆたかな 四季の里
しぶきに濡れて 岩かすめ
ライン下りの 舟が行く
住みよい 坂祝 わが郷土 -
みどりに映える 郷部山(ごぶやま)に
明日を担いし 学問(がく)の府(みち)
輝やく瞳 若人の
希望(のぞみ)溢(あふ)るゝ 学舎(まなびや)ぞ
伸び行く 坂祝 わが郷土 -
理想も高く 建設の
進む前途に 光輝(ひかり)あり
心を合わせ 手をつなぎ
今日も仕事に 流す汗
栄える 坂祝 わが郷土
-
流れも清き 木曽川の
-
坂祝小唄【1988年】
- 作詞 / 平田あや子
- 作曲 / 市川昭介
- 編曲 / 佐々永治
- 唄 / 金沢明子
- お囃子 / 西田和枝社中
- ビクター・オーケストラ
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坂祝小唄の歌詞
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俺が町さの(アチョイト) 自慢のものは(アソレソレソレ)
木曽の流れと 景色のよさよ
名勝奇岩に 飛沫(しぶき)を上げる
日本ラインの 遊覧船(アソレ)
一度はおんさい 坂祝へ
おんさい おんさい 坂祝へ
アソレアソレアソレ
ソレソレソレ
※お囃子2番、3番同じ -
嫁にほしけりゃ 見に来ておくれ
あつい情熱 可愛い笑顔
燃えるときめき 心に秘めて
行幸太鼓の みだれ打ち
一度はおんさい 坂祝へ
おんさい おんさい 坂祝へ < -
暮らしよいとこ 住みよいところ
夢もふくらむ ふる里づくり
郷山拓け(さとやまひらけ) 仲間もふえて
町にゃ希望の 灯(ひ)がともる
一度はおんさい 坂祝へ
おんさい おんさい 坂祝へ
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俺が町さの(アチョイト) 自慢のものは(アソレソレソレ)
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町制施行50周年記念坂祝町イメージソング
『SWEET HOME さかほぎ』【2018年】- 作詞・作曲 / トム兼松・兼松弘子
- 唄 / HIROCO
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『SWEET HOME さかほぎ』の歌詞
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豊かな流れ その川の清さ 心潤す
朝もやに差し込む
光の中で 追いかける「夢」
Sweet Home さかほぎ 優しさ胸に
創って つないでゆこう あなたの愛で -
舞い散る花火 山にこだまする 輝く笑顔
夜空に描かれた
願いはひとつ 伝えよう「平和」
Sweet Home さかほぎ 勇気を胸に
創って つないでゆこう あなたの愛で -
なつかしい友 新しい友に 時は流れる
空の下広がる
恵みの街に あふれる「希望」
Sweet Home さかほぎ 喜び胸に
創って つないでゆこう あなたの愛で
-
豊かな流れ その川の清さ 心潤す